コラム

共通価値観リニューアルのお知らせ

2023.06.29

今回のコラムは、5月の合宿で弊社の「共感と思いやりに満ちたやさしい社会をつくる」というパーパスと、「誰にとってもやさしい体験価値を創造し、持続的な社会・企業の成功を実現する」というビジョンを行動に移す指針として共通価値観を策定したことについてレポートします。

共通価値観を刷新した背景

当社は、これまで「やさしい体験をつくる」というコンセプトのもと、中小企業やベンチャー企業約30社以上に対して、顧客体験価値の成功を目指したカスタマーサクセスを伴走型コンサルティングで推進してきました。

2023年4月からは4期目に入り、新メンバーの参加や多数のプロジェクト展開が行われています。

本年3月には「共感と思いやりに満ちたやさしい社会をつくる」というパーパスと、「誰にとってもやさしい体験価値を創造し、持続的な社会・企業の成功を実現する」というビジョンを掲げましたが、この度これらの概念を具体化し、行動に移す指針として共通価値観を策定しました。

共通価値観の策定には、全メンバーが参加する合宿を実施し、事業展開における「やさしい体験」の意味を再確認し、顧客体験価値にどのように繋げていくかを議論しました。

この共通価値観を共有することで、クライアント企業様への支援を通じてより社会に貢献する姿勢を醸成し、今後の事業展開の指針となりました。

共通価値観(Shared Value )とは

共通価値観(Shared Value)とは、組織が共有する基盤となる価値です。

戦略組織を示すマッキンゼーの7Sは7点の経営資源が相互に有機的に作用することを示すフレームワークですが、その中心に位置づけられるのが共通価値観(Shared Value)です。

共通価値観を共有することで、メンバーの行動や判断に方向性を与え、一体感や連帯感を醸成します。

組織文化やアイデンティティの形成に重要であり、一貫性のある運営や目標達成を可能にします。

また、外部の利害関係者との信頼関係構築や協力にも寄与し、異なる意見や背景がある中での相互理解やコミュニケーションを促進することで、組織の成長と発展を促します。

思いやる

相手(社会・顧客・ステークホルダー)の立場や感情を理解し、受け入れ、相手の視点で考え、共感すること

こころ通わせる

異なる価値観や背景を持つ人がいることを理解しその背景や未来を考え、一心同体になり、相手の成長や気づきにつながるフィードバックをすること

共につくる

未来を見据え、目線を合わせながら共に成果に拘り、実現したいことに向けて協力し作り上げる行動のこ

代表取締役マネージング・ディレクター、廣瀬 隆彦からのコメント

共通価値観の策定にあたっては、クライアント様や社会への「やさしい体験をつくる」ことを目的に、我々はどのような価値観を大切にしていくべきかについて、当社CBOの栂瀬雅月によるワークショップを経て、社員主体で取り組みました。

私たちは顧客体験価値の向上こそが、Society5.0に代表される人間中心的社会の実現と、クライアント様の事業成長に寄与すると信じていますが、その達成に向けて私たちは何を大切な価値観として共有するかについてディスカッションし、今回策定、ご報告することができました。

今後はこの共通価値観の社内浸透を図り、クライアント様に価値ある顧客体験価値及びサービスを提供してまいります。

まとめ

パーパスやビジョンは決まっているが、日常業務や部門間連携などで業務がうまく回っていない時の原因として、共通価値観が浸透していない、定まっていない、今のビジネスモデルに適していないなどが考えられます。

困った時、迷った時にどういう判断をすればいいのか、ルールはあるが本当にその行動を起こしていいのかと考えてしまい行動に移せないといことでビジネスチャンスを逃すことになります。

そういう時に、共通価値観が浸透することで、迷わず、困らず行動に素早く移せるようになります。

弊社では、カスタマーサクセスのプロセス構築や戦略策定支援を無料にてご相談を受付しておりますので、お気軽にご相談ください。

寄稿者

栂瀬 雅月 とがせ かづき(CX Value Lab株式会社 チーフブランディングオフィサー)

広告代理店にてグラフィックデザイナー、広報代理店にて外資系IT企業の広報、外資系メーカーにてマーケティング・ブランディングに従事、フリーランスとして広報・アートディレクター・アーティストとして活動をしながら、CX Value Lab株式会社に入社。

中小企業のブランディング支援、広報支援、新規事業支援を行う。Edinburgh College of Art卒業(BA/Visual Communication)

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