2021.04.14
税理士法人 古田土会計さま Webサイト
部長 松本 毅さま/ リーダー 辻野 良樹さま
事業内容: 月次決算書・経営計画書の作成と運用アドバイス・税務申告・巡回監査・経営コンサルティング・給与計算/年末調整の代行
実績内容: カスタマージャーニーワークショップ
◇自社にマーケティングチームはあったものの、社内連携は取れていない状況
◇自社サービスの契約社数に伸び悩みがあった
◇代表の飯島・マーケティング課以外の運営メンバーは「良いサービスを提供してさえいれば契約者数は増えるだろう」という考え方があり、マーケティング視点がなかった
◇CX Value Labならではの伴走型コンサルティングを知り、マーケティングについて考えるきっかけになると感じた
◇カスタマージャーニーワークショップという言葉は知っていて自社に活かせないか興味があった
◇カスタマージャーニーワークショップを実施後、自社サービスへの契約社数は約50社だったが、2ヶ月弱経った現在は65社ほどに契約社数を伸ばしている
◇「誰に何を届けるか」効果的なアプローチ方法がわかった
◇社内マーケティングチームとの連携が取れ、社内コミュニケーションも活発になった
※カスタマージャーニーワークショップとは?
カスタマージャーニーワークショップとは、企業の製品やサービスを利用する顧客の消費行動を時系列で追ったものです。顧客部署・役職に関わらずメンバーを集め参加者が実際に作業することでサービスや製品を体験する一連の活動を” 旅”として、線で見ることで、その接点の洗い出しや感情のゆらぎ(うれしい・感動・安心するなど)を確認し、アクションプランをアウトプットするディスカッション方法です。顧客目線で発想できるようになる、アクションプランが明確になるなどのメリットがあります。
カスタマージャーニーワークショップのWebページを確認↓
弊社が行っている「会計事務所向けのサービス(Factory)への会員数を増やす」という目的があり、CX Value Labさんに依頼をしました。
依頼した当初は、契約社数50社ほどでしたが、2ヶ月弱経った現在は65社ほどに契約社数を伸ばしております。
カスタマージャーニーワークショップでは、顧客接点をもっと増やせないか、顧客の入り口を広げられないか?という話し合いを行い、4日後に開催されたセミナーでは「少人数の会計事務所さま」へアプローチを成功させることができました。もともと、弊社が行っているサービスが「生産性向上のための施策や提案・人材の教育」だったので、5〜10人くらいの会計事務所さんでないと需要はないだろうなと思っていたんです。
カスタマージャーニーワークショップを行い、アプローチ方法を変えたことで、「会計事務所向けのサービス(Factory)をご紹介する際に「少人数」「一人でもできる」というワードを使うように意識しました。そのワードを使っていなかったら「古田土さんみたいな人数多い会計事務所さん向けでしょ」という風に捉えられていたと思うので…。
どういう層の会計事務所さまにサービスをお届けするのか?という意識を持つことは非常に大切なのだなと学びました。
私たちは、「それなりに良いコンテンツ作って定期的にセミナー行えば入会数は増えるだろう」と思っていました。ジャーニーマップを通して、お客様を獲得し契約まで至る一連の流れを学び、色々な施策やターゲットを決めて効果的なアプローチをすれば、自分たちのサービスはもっと世の中に広められると確信しました。
現場の人が日々プロの仕事をしていればそれだけでも評価されることもあるのでしょうけれど、これからの時代、マーケティング視点があるかないかで提供できる価値はまったくかわってくるのかと思います。
自社のマーケティングチームとは「別の仕事をしている」という認識が強かったため、CXさんがカスタマージャーニーワークショップを取り仕切り、マーケティングチームと私たちを巻き込んでくださったおかげで、相互間の連携が取れました。
見込み客の入り口から契約までを見ながら響くコンテンツを考えたり、マーケティングチームが何を考えてアプローチしようとしているのかが分かり、相互間の共有ができて良かったです。
今後は、「より顧客に響くコンテンツを作るにはどうしたらよいか?」「お互いのチームの進捗具合の確認」などの社内コミュニケーションが活性化しそうです。
当日は6名参加してワークショップを行いましたが、話し合いは比較的スムーズに進みました。
変に口を出しすぎず、基本は見守っていただく形でさじ加減が絶妙で良かったです。
話し合いに息詰まったりした時は「〇〇ですかね?」と投げかけがあって助かりました。
伴走型ってこういうことなんだなということを実感しました。
中小企業にとって「どのお客様に何を届けるのか」という視点を意識するマーケティングは重要です。日々業務をこなしていると、目の前の仕事で一生懸命になりすぎて、下手したら回りを見失いがちなところもあると思うんです。マーケティングの話を聞くことで、一歩引いて周りを見渡して考えるべきなんだと感じました。特に、世の中の会計事務所さんは顧問契約が主なので営業やマーケティング活動を行う発想自体が生まれづらいと思うんです。
他の会計事務所さんとの差別化を行うために「料金面」で勝負してしまい薄利多売サービスのような形になってしまうので、そういった会社さんこそ本当のお客様層を考える意味で「誰に何を届けるのか・顧問先が本当に求めているものを明確化する」というマーケティングの意識は持っていただきたいなと思います。
「誰のために役に立つか」ということが明確にあるから色んな商品やサービスが生まれているっていうのもあるんで、お客様層を定める、誰のお役に立つのかを明確にするのは大事だし大きな一歩です。
古田土会計の松本さま・辻野さま、ありがとうございました。
古田土会計さまは、自社にあるマーケティングチームとは別の業務を行っている意識が強く、最大効果を発揮できずにいました。今回、カスタマージャーニーワークショップを通して連携することで、契約社数アップを叶えることができました。
チーム間でのコミュニケーションも促進されたとのお声をいただきうれしい限りです。
CX Value Labは、企業理念や経営戦略上の課題を明確化し、企業が抱えているセールスやマーケティング上の課題を解決するコンサルティング会社です。業界に合わせて解決策や手法を提案するだけで終わりではなく、その方法が社内に定着するよう伴走します。
企業のマーケティング戦略を成功させるためには、中長期的な目線を持つことが重要です。
CX Value Labは、半年後や1年後の事業を、責任を持って見ていきます。また、単に売り上げを上げるだけではなく、社内の組織文化や体制を変えつつ、確実性が高いPDCAを回せる会社にしていくことが、私たちの提供できる価値です。
新型コロナウイルスの影響で、世の中はますます変化していきます。変化に対応するためにはまず「試行錯誤しながら正解を探す」ことが必要です。PDCAを回し、社員一人ひとりが積極性を持って取り組める「戦える、強い会社」にしていけるよう私たちがサポートさせていただきます。
御社の成功体験や製品力という武器を「今の時代おいて、効率的に収益を上げられる形にカスタマイズ」することで、まだしっかりと伸びる可能性があると思っております。マーケティングにおいて、「何から取り組めばいいのかわからないけど、変わらなければいけない…」といった課題感をお持ちの方、まずはご相談ください。Zoomでの無料相談も行っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!